世界幸福度ランキング^※で毎年上位を占めている北欧諸国。彼らのライフスタイルはインテリアから思想まで幅広く支持され、日本でも憧れの暮らしのひとつとして注目されています。※出典：世界幸福度報告書

例えば欧米でブームを巻き起こし、日本でも話題になった｢Hygge(ヒュッゲ)｣。これはデンマーク語で｢居心地のよさ｣「くつろぎ」を意味し、人生のちょっとした喜びを深く味わうことを指します。またスウェーデンにも「ちょうどいい」を意味する｢Lagom(ラーゴム)｣という、質のよいものを必要なだけ揃え、心地よく暮らすという概念が存在します。どちらも共通するのは大切な人との時間を慈しみ、シンプルな幸せを見つけるということ。

実は、北欧では秋と冬の間、日照時間が少ないため、家にいる時間が長いと言われています。だからこそ重要になるのが、居心地の良さへのこだわり。部屋を明るくするインテリアや照明、部屋に飾るお気に入りの花と雑貨。そこへ家族や友人を招いてお菓子を作ったり映画を見たり、楽しくおしゃべりをして過ごすのだそう。暮らしをより良くしたいという想いやちょっとした工夫が、幸福へとつながるのかもしれません。